シンプルの中にも華やかさを!工夫を重ねてつかんだ受賞|パラジェルフェス「ネイリーフォト部門」受賞者インタビュー
ネイリストの能力向上や、ネイルの可能性をさらに広げることを目的に毎年開催している「パラジェルフェス」。全国各地から数多くのネイリストが参加するこのコンテストで、2023年からはネイリーとネイルセレクトのコラボで「ネイリーフォト部門」が新設されました。
サロンワークに直結する点が最大の特長である「パラジェルフェス」での入賞は、多くのネイリストにとって自分の力を試せる絶好の機会。初開催の「ネイリーフォト部門」で1位に輝いた蛯名さんに、受賞の喜びや今後の意気込みなどについてお話を伺いました。
「ネイリーフォト部門」1位受賞の喜びがさらなる自信に
Q.今回は、パラジェルフェスの「ネイリーフォト部門」にて1位の受賞おめでとうございます!はじめに受賞された率直なお気持ちをお聞かせください。
とても名誉な賞をいただけて嬉しく思っています。当日は会場でドキドキしながら結果発表を見ていましたが、スクリーンに自分の名前が出たときの感動と喜びは今でも鮮明に覚えています。エントリーしたネイル作品は一見するとシンプルですが、その中には様々な工夫と試行錯誤が詰まっているものなので、その努力が報われたことが何より嬉しいです。
Q.「ネイリーフォト部門」は一般のユーザー様の投票でグランプリが決まる仕組みです。その中で1位に選ばれたときはどう感じましたか。
今回は写真のみの審査で結果が決まるということを聞き、ネイルの技術だけでなくパッと見たときの雰囲気も大事にしたいと思いました。流行りの要素を入れながらも、どんなデザインが求められているのかをとにかく考え抜きましたね。そんな作品をたくさんのユーザーさんに見ていただき、1位に選んでもらえたことが本当に幸せだと感じています。
ネイルが最も美しく輝く瞬間を求めて…撮影へのこだわり
Q.「ネイリーフォト部門」で受賞した作品へのこだわりについて教えてください。
今回受賞したのは、薄ピンク色で少しキラキラが入ったデザインです。シンプルさの中にも上品さと華やかさがある印象に仕上げました。使用したのはパラジェルのLC19番というカラーです。自然な色で飽きないデザインと、光が当たるところ・当たらないところのどちらでも1ヶ月間長く楽しめるようにと意識して、色々な表情を見せてくれるようなデザインを目指しました。
エントリーまでにはたくさんのデザインを考えて、サロンのネイリスト仲間やお客様にも「どのデザインがいいと思いますか?」とアドバイスをもらいました。その中でもお客様が「このデザインを実際に試してみたい」と言ってくださったネイルを施し、1ヶ月後に「すごく良かった」という感想をいただいたことから、今回エントリーした作品に決めました。
Q.「ネイリーフォト部門」は写真で審査を行いますが、写真を撮るときにこだわった部分や意識したポイントを教えてください。
あえて自然光をあまり入れず、素材のキラキラとした輝きが最も良い状態で映るライティングにしました。シンプルなデザインなので、背景もシンプルにしてすっきりと見せています。普段からSNSにネイルの写真を投稿しているので、写真の出来栄えには結構こだわっていますね。サロンで写真を撮るとどうしても暗く写ってしまうため、撮影後の加工や撮る角度も含め、お客様の手がきれいに見える工夫をしています。SNSに投稿した写真をお客様が見たときも「私のネイルがきれいに撮れている」と思っていただけるように気を配っています。
デザインの幅広さを「パラジェルフェス」でも存分に発揮
Q.蛯名さんは「under24部門」でもファイナリストに選ばれましたね。2部門にエントリーした理由をお聞かせください。
実は2022年にも「under24部門」に出場していて、そのときに会場で勉強になったことや感じるものがたくさんあったため、2023年も絶対に出ようと決めていました。エントリーしようと思ったときに、2023年から「ネイリーフォト部門」が新設されると知って直感的に「これは楽しそう!」と感じて2部門でのエントリーを即決しました。
Q.「under24部門」にエントリーしたデザインのこだわりポイントを教えてください。
「ネイリーフォト部門」に出した作品とは真逆で、たくさんカラージェルを使った華やかなものをエントリーしました。パラジェルのカラーはとても発色がいいので、その魅力を活かして原色をたくさん使いつつ、ごちゃごちゃして見えない工夫も重ねました。とにかく見た目のインパクトを大事にして作品を作っていきました。
Q.「ネイリーフォト部門」とはまた違う世界観の作品で、蛯名さんのデザインの幅がとても伝わってきます。普段、サロンで施術するときはどんなデザインを得意としていますか。
当サロンのお客様層はかなり幅広く、学生さんなどの若い方から70代のお客様までいらっしゃいます。そのため、様々なジャンルのデザインのリクエストがあります。学生さんや20代のお客様はその時のトレンドに合わせたものが多く、年配のお客様はフォト部門に出したような「シンプルだけど印象に残るようなデザイン」が人気な印象です。
私は、個人的には個性的な色使いのニュアンスアートが好きです。でも、幅広いお客様層に対応できるよう、常にネイルデザインは勉強していますね。一番得意としているのは、他の人とちょっと差がつくようなニュアンスデザインです。
「パラジェルフェス」への参加がサロンワークの向上につながる
Q.蛯名さんがパラジェルフェスに出場しようと思った最初のきっかけを教えてください。
2022年に初めてパラジェルフェスに参加したのですが、もともとはサロンの先輩ネイリストに誘ってもらったのがきっかけです。初出場のときは「under24部門」と「サロンワーク部門」の2つでファイナリストに選ばれました。
Q.先輩ネイリストのすすめで出場を決めたのですね。初めて参加したパラジェルフェスはどんな印象でしたか。
普段は他のお店のネイリストと交流する機会がほとんどないのですが、他店のネイリストの技術を見てネイルの可能性をすごく感じた機会でした。私自身のモチベーションが高まり、「これからも頑張ろう、この学びをサロンワークにも活かせるよう勉強を続けよう!」という気持ちを奮い立たせてくれた体験でした。
Q.これからは蛯名さん自身も後輩にパラジェルフェスをすすめたいと思いますか。
サロンの後輩ネイリストたちには、積極的に声をかけています。パラジェルフェスは勉強になることがたくさんあるので、どんどん出てほしいですね。後輩を誘うと「私なんて絶対入賞できないし…」という人も多いのですが、コンテストで入賞してキャリアに箔がつくのは目的の一つでしかないんです。やはりパラジェルフェスで他の人から刺激をもらって、自分自身の新しい課題を見つけるのが本来の目的だと思います。これからも「コンテストに参加するのは楽しいよ」と周囲の人にどんどん伝えていきたいです。
活躍するネイリストの技に触れ、成長のきっかけをつかむ
Q.これからパラジェルフェスに出たいと考えているネイリストの皆さんへメッセージをお願いします。
パラジェルフェスに参加すると、とても多くの学びがあります。例えば、「この人はこういうのが得意なんだな、この色使いがすごく素敵だな」とか「こんなに細かいアートを短時間で仕上げるなんてすごい!」という驚きや発見、感動に満ちています。
普段は見ることができない、他店のネイリストの技術をたくさん見て勉強できる絶好のチャンスなので、ぜひ多くの方に参加してほしいですね。そうすればきっと新たな課題が見つかり、さらに一歩進むためのきっかけ・ヒントを得られる機会になると思います。
パラジェルフェス2024のエントリーが5月1日よりスタート!
パラジェルフェスは、サロンワークに活かせる強みが必ず見つかる、ネイリストの”様々の強み”を体感できる教育イベントです。パラジェルフェス2023と同様に、以下6部門の開催に加え、スチューデント部門が今年度より新たに新設されました!
- ONE COLOR部門
- ART部門
- UNDER24部門
- REAL SALON WORK部門
- PARA SPA TREATMENT部門
- PHOTO部門
- STUDENT部門(新設)
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