【前編】ネイリスト3年目で独立。リピーターが通うサロンの秘密は限りなくお客さまのニーズに”寄り添う”こと
ネイリーで活躍する人気ネイリストの声をお届けするインタビュー企画。
第2回は「NailSalonbis」の橋本さんにお話を伺いました。
熱烈なファンを持つ橋本さんのお客さまとの信頼関係を築く秘訣とは?
友人の誘いで憧れのネイルの世界へ。開業は不安だらけだったけど、甘えを捨てて飛び込んでみた
ーどのような経緯でネイリストになられたのですか?
友人の誘いがきっかけです。実はネイリストになったのは2、3年前で、当時のアルバイト先の友人に誘われて。
最初の頃は夜に飲食店をやっているお店を昼の時間帯に使わせてもらって、そこから1年ほど経験を積んで、独立して自宅でサロンを開くことにしました。
ー独立されて、怖くなかったですか?
経営も1人で全部やらなきゃいけないし、最初はすごく怖かったです。でも、いざ覚悟して始めてみると意外と大丈夫でした。1人だからこそYoutubeやInstagramでネイリストのライブ動画を見て日々研究するようになりました。
価格も、資格を取ったタイミングと消費税が上がったタイミングで少し上げました。常に「自分がお客さまだったらどれだけ出せる?」っていう目線で価格設定をしています。
ーサロンをオープンしてから今まで、全て1人でサロンを回しているのですか?
施術や予約管理などは1人でやっています。あと犬が1匹いまして、看板犬ですね。「犬とずっと一緒にいたいな」っていうのも家でサロンを開きたかった理由の1つです。
ーアットホームな雰囲気が感じられますね。お客さまからの予約はどのように管理されているのですか?
予約は原則ネイリーだけで受け付けていて、サロンの予約状況はほぼネイリー内のページで把握することができています。全体的なスケジュール管理は自分のカレンダーも使って、予約状況を見つつ自分の予定も書き込んでいます。
ーネイリーを使ってくださりありがとうございます。他の予約サービスとの併用は考えなかったのでしょうか?
集客はオープン当初からほぼネイリー1本です。他のWeb広告サービスも検討したことがありますが掲載料が高くてやめました。
ネイリーにはサロン立ち上げ当初より登録していて、はじめは月40人ほどの流入だったのですが、1年ほどで今は満席の日がほとんどになりました。
あと助かっているのは支払いの部分ですね。急なキャンセルが出たときもキャンセル料を自分では回収しにくいので、代わりに請求してくれるのは本当に助かります。
ー特に個人でやっていると、枠の空きは結構なダメージですよね。
そうなんです。その人のために時間を空けているのにキャンセルされてしまうとマルっと損失になっちゃうんですよね。特に直前だと新しい予約も入れられない上にキャンセル料を必ずしも振り込んでくれるとは限らない。だから、間に入ってもらえて確実にキャンセル料をいただけるのはすごく助かります。たまにInstagramのDMで予約希望の連絡を直接いただくこともありますが、トラブルを避けるためネイリーに誘導するようにしています。
自宅兼サロンでも公私の線引きはハッキリと。サロンは生活感を出さないよう徹底
ー自宅とサロンが一緒だと便利なことが多い一方、公私のメリハリがつきにくそうな印象がありますが、何か工夫していることはありますか?
サロンはとにかく生活感が出ないように配慮しています。生活感が出ているとお客さまの居心地が悪くなってしまうんじゃないかと思って、その点は徹底しています。あとは服装ですね。サロンでの格好は常にキレイめな服にエプロンをしています。
ー1日に何名くらい施術されているのですか?
お客さん同士の間隔を30分あけるようにしているので、1日に施術するのは4〜5名ほどです。
これは過去の話ですが、限界を知ってみようと思ってこの30分の間隔を空けずに時間いっぱい受けて、最大で1日7名ほど受ける流れを1年間続けたことがあったんです。でもコロナが流行りはじめたタイミングでやめて、今のペースに落ち着いています。
ー経験してみてどちらが良かったですか?
それは断然、間隔を空けた方がいいですね。予定を詰めいたときは「とにかく早く終わらせないと!」という焦りでいっぱいいっぱいでした。
スキマ時間を作るようになってからはお客さまにも向き合う余裕がでてきて、雑談しつつ楽しく施術しています。
それにサロンでは結構プライベートな話をすることが多いんです。お客さま同士を極力会わないように配慮するためにも今後もこのペースで続けていこうと思っています。
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いかがでしたか?
橋本さんのインタビューは【後編】へと続きます。後編ではお客さまの心を掴む接客の秘密についてうかがいます!
【後編】ネイリスト3年目で独立。リピーターが通うサロンの秘密は限りなくお客さまのニーズに”寄り添う”こと