

ネイリストを辞めたいと思った過去も。中山あさなさんが語る、夢を叶えるまでの道のり
富山県で自宅サロンを運営しながら、ネイル講師やオンラインサロンなど幅広く活動する人気ネイリスト中山あさなさん。
今回は、そんなあさなさんのサロンワークに密着しました。
施術を通して、お客様から選ばれ続けるための接客術や、マグネットネイルへのこだわりを紹介。
さらに、ネイリストを辞めたいと思った過去を乗り越えたエピソードや、夢を実現するために立てた「10年計画」、子育てとサロンワークの両立、オンラインサロンでの教育活動についても伺いました。
出演ネイリスト プロフィール

ネイリスト・ネイル講師
中山あさなさん
富山県を拠点に活動するネイリスト。子育てと両立しながら自宅サロンを運営し、マグネットネイルをはじめとする幅広いデザインを得意とする。
サロンワークに加え、オンラインサロン「MAHO堂」での技術指導や、廃材を活用したブランドの運営など、多方面で活動。ネイリストとして培った経験を活かし、教育やものづくりにも力を注いでいる。
Instagram:@asana_muni
「辞めたい」を乗り越えた、ネイリストとしての転機
小学生の頃からネイルに興味を持っていたというあさなさん。祖父とスーパーへ出かけるたびに、100円ショップでマニキュアを1本買ってもらうことが楽しみだったそうです。
その後ネイリストとなり、長女が1歳の頃にはお姉さんと一緒にサロンをオープン。子育てとサロンワークを両立しながら、寝かしつけた後にネイル雑誌を読み、デザインのレシピをノートに書き留めるなど、地道に技術を磨いてきました。
しかし、ネイリストになって3年目頃には、仕事に行きたくないと思うほど辛い時期もあったといいます。
そんなとき、転機となったのがネイルチップコンテストへの挑戦でした。
精神的に余裕がなく、作品の制作を諦めかけていたところ、主催者から「あと数日待つので、よかったら挑戦してみてください」と連絡が。
そこで、今の自分にできる作品を作ろうと気持ちを切り替えて制作したところ、見事コンテストで優勝。
受賞を知ったお客様が花束やケーキを持ってお祝いしてくれたことで、応援してくれるお客様のためにも、もっと技術を磨いてお返ししたいと思うようになったそうです。
この出来事をきっかけに、あさなさんは再びネイルの仕事に全力で向き合うようになりました。

夢を叶えるための「10年計画」とキャリアの築き方
あさなさんがキャリアを築くうえで大切にしてきたのが、将来の目標から逆算して行動すること。
ネイルスクールに通っていた頃、雑誌でEXPOの様子を目にし、華やかなステージでデモンストレーションをするネイリストに憧れを抱いたそうです。
そこで決めたのが、「まずは10年間サロンワークに打ち込み、実力をつける」という目標。
20代はとにかく現場で経験を積むことを優先し、技術を磨き続けてきました。
さらに、子育てや住まいに関する大きな決断も、将来の働き方を見据えて計画。娘さんの進学や保育園選び、土地探しなども、仕事との両立を考えながら進めてきたといいます。
家族の協力を得ながらスケジュールを共有し、子育ての時間も大切にするあさなさん。
娘さんとお絵描きをする時間にも、イラストの描き方を学ぶなど、日常の中でネイルにつながる発見を楽しんできたそうです。
仕事と家庭、どちらも大切にしながら、自分が目指す未来に向けて少しずつ行動を重ねてきたことが、現在の活動につながっています。

お客様に選ばれ続ける接客術と自宅サロンへのこだわり
あさなさんがお客様との接客で大切にしているのは、期待を超える「プラスアルファ」を提供すること。
自分の技術を100%発揮することは最低限の基準。そのうえで、お客様の好みを把握し、好きそうなカラーを提案するなど、一人ひとりに合わせた工夫を心がけています。
また、思うような仕上がりにならなかったときには、自分の技術やカウンセリングを振り返り、改善できる点を考えることも大切にしているそうです。
こうした日々の積み重ねが、接客力や技術力の向上につながっています。
さらに、現在運営している自宅サロンの空間づくりにも強いこだわりが。
自宅サロンであっても、テナントサロンと同じように特別感のある空間を提供したいという思いから、新築から約4年でリフォームを実施。
お客様の動線やインテリア、清潔感にこだわり、コンパクトな空間でも狭さを感じさせない、華やかで心地よいサロンを目指しています。
今回の施術では、粒子の大きさが異なる2種類のマグネットジェルを重ね、奥行きと透明感のあるピンク系ネイルに仕上げました。
デザインだけでなく、施術の細部やサロン空間までこだわり抜く姿勢が、あさなさんがお客様から支持される理由のひとつなのかもしれません。
技術を次の世代へ。オンラインサロンと今後の挑戦
現在、サロンワークに加えてあさなさんが力を入れているのが、ネイリストへの技術指導です。
自身が富山県で子育てをしながら働いていた頃、遠方のセミナーに参加することが難しかった経験から、場所を問わず技術を学べる環境の大切さを感じていたといいます。
そんな思いを形にした活動のひとつが、オンラインサロン「MAHO堂」。
マグネットネイルだけでなく幅広いジャンルのデザインを学べるほか、月に2回の課題配信や、制作した作品への添削なども行っています。
生徒一人ひとりの苦手な部分を把握しながら、技術を磨くだけでなく、前向きに学び続けられる環境づくりも意識しているそうです。
「ネイリスト1〜5年目で技術に迷いがある方や、幅広い技術を身につけたい方に見てほしい」と話すあさなさん。セルフネイラーの方も対象としています。
さらに今後は、ネイル講師としてのスキルアップや、メーカーとの商品開発、動画編集など、活動の幅を広げていきたいと考えているそうです。
また、廃材をネイルパーツなどに活用するブランドの運営にも携わり、ネイルチップコンテストや作品の寄付といった取り組みも行っています。
ネイリストとして磨いてきた技術や感性を、教育やものづくり、そしてネイル業界の外へも広げていく。
夢に向かって計画を立て、一つひとつ実現してきたあさなさんの、これからの挑戦にも注目です。
サロンワークでのこだわりや、10年計画の詳しいエピソード、オンラインサロンでの活動については、ぜひYouTube本編でチェックしてみてください。

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